ネイティブでないと･･･有松絞

昨年結城を案内してくれた、北関東から来た友人を案内して有松へ行ってきました。

今回は、朝10時～の時間たっぷりコース。

古い町並みをガイドさんに案内してもらったり

自ら絞り体験をしたり（不器用なので、叱られながら💦💦💦）

職人歴ン十年の職人さんのお話をうかがったり。盛り沢山でした。この日の職人さんはお話好きで、せっせと手を動かしながらもお話が盛り上がりました。＊職人さんの言葉は見事な名古屋弁ですので、ご注意を！！

覚えている人は覚えている、あの、きんさん＆ぎんさんもかつては絞りの職人さんでした。

職人さんによると、昔は何も遊ぶものがなかったので（戦争で！･･･お年がバレます💦）、遊び代わりに絞りを覚えたとのことです。

子どもの頃、夏休みに入ってから始めた絞りが、休みの終わりにはお金になって、とてもうれしかったそう。

絞りは、小さい頃から、それこそ、お母さんから代々伝わる技術を教わった人でないと習熟しない（大人になってからこの世界に飛び込んでも難しい）とのこと。でも、絞りの仕事は時給換算すると100円にもならない･･･。

私には絶対に身につけられない技術を持った職人さんが羨ましいような、哀しいような、複雑な気持ちになります。

おまつりの時の賑やかな有松も良いですが、普段の、静かな有松も素敵です。名古屋駅からは名鉄電車で20分程度。良い遠足になりました。