弁護士のひとりごと

2025/11/10 弁護士のひとりごと

ドイツ視察旅行 旅はスパルタ、まずは事前準備

8月の日弁連家事法制委員会で、委員長が今年10月にドイツへ調査に行きまーす!と発表したので、何はともあれ、「ドイツ、行きまーす!」と誰よりも早く手を挙げた私。

・・・手を挙げたら、ナント、日弁連の調査は基本現地集合・現地解散。途中参加&途中離脱OKなのだとか。

つまり、10月27日から31日までの間、ハンブルクとミュンスターの2つの街で各所を回ってヒアリングなどをするのであるが、27日の集合は、「朝9時30分にハンブルク弁護士会まで来い(どうやってそこまで行くかは各自の判断で)」なのです。

いやいや、ドイツは学生時代にバックパックを背負って鉄道旅行をして以来なのです。大丈夫かなぁ?「行きまーす!」って言っちゃったよ。ドイツ語どころか、英語だって怪しいぞ。

でも、いつだって、今が人生で一番若い時。「いつか・・・」なんて言葉は、いい歳をしたおばさんには似合わないのさ。語学力だろうが、脳みそだろうが、何が足りずとも今行くしかないのです。

というわけで、まずは、飛行機のチョイス。

ネット検索すると・・・名古屋からは直行便はなく、最低でも20時間くらいかかる!!

羽田発の便では前泊の必要がある。直行便が少ないというのは、それだけ日本人がドイツへ行かないということなんだな。経済力の低下を実感してしまった。

一番早い手段の一つは・・・中国東方航空・上海経由でフランクフルトへ。

中国の航空会社はロシア上空を飛べるのだ。なので、他の航空会社よりも1時間ほどヨーロッパへは早く着く。

そして、その後は電車でハンブルクへ

・・・と思っていたら、何だって?ドイツ国鉄(DB)は遅延が常態化している!列車が突然キャンセルされて小さな町で下ろされることもある!?

昔旅行した時はそんなことが起きた記憶がない。心配した記憶もない。なぜなんだDB!!(インフラの老朽化や人手不足等いろいろ問題らしい)。ドイツもいろんな現実があるのだ。

というわけで、途中ふらふら寄り道するのは諦め、確実にハンブルクへ行けるよう電車を手配。

そうこうしている間に、ドイツへ行く日は迫り、

 荷造りしていたら、ネコが何かを察したようだ。

 10月25日午後、ネコにバレないようにそっと家を出る。

© 小野田法律事務所