2024/06/05 弁護士のひとりごと
小谷ブルー
最近、18日、28日と休日が重なる朝は、大須の骨董市へ時々出かけます。
掘り出し物が、お安く手に入ったりします。
勿論、着物関係のものを探すことが多いのです。大須骨董市は、観光客がバスで乗り付けたりしますので、朝早く行くのが落ちついて買い物できてよいか、と思っています。
先日、18日と土曜日が重なったので、朝早くに大須骨董市へ出かけてみました。
この日の骨董市では、着物は不作…鼈甲の帯留め以外は。
あまりにも短時間で決戦が終わったので、色々物色していると…
ガラスのビンを売っていました。
私の隣でこのビンをみていた女性が、「これ、小谷眞三さんのガラスですよね。ずっと欲しかったんです」等と言っていました。お店の人が1000円おまけすると言い出したのですが、女性は、延々と迷って、結局買うのをやめてしまいました。
隣で、お店の人と女性のうんちくに耳を傾けていた私。何でも、小谷眞三さんは、倉敷の有名なガラス職人だとか…。
私はガラスには何の知識もありませんが、倉敷と言えば、私の連れ合いと縁のある土地。
女性が去った後、すかさず買ってしまいました。勿論1000円引きで。
どうして、あの女性は、一目で小谷眞三!と分かるくらい好きなのに、ずっと欲しかったのに、このビンを買わなかったのでしょうか?ただのビン!としか思っていなかった私に買われてしまいました。
物でも、人でも、ご縁は一瞬を逃すと二度とやってきません。これ!と思ったら大事にしなくてはなりませんね。