着物ふく

2023/06/07 着物ふく

絞りまつり@有松へ行ってきました

前日まで心配していた大雨が上がった、6月3日(土)、有松絞まつりに行ってきました。

この日の私は、総三浦絞りの浴衣に夏博多帯(名古屋帯)。帯留めは鼈甲製のサクランボ。

フェイスブックの着物グループの方々と朝9時過ぎに有松駅で待ち合わせ。

・・・ところが、遠方からいらっしゃる予定の方々から次々に連絡が。

新幹線が止まってしまったようです。

お目にかかれなかった方は、残念でした。晴れた、晴れた、と単純に喜んでいましたが、交通網はめちゃくちゃだったのですね。

名鉄電車に乗り込むと、そこここに浴衣姿の男女が・・・。

駅に着くと、さらに浴衣姿割合が増えました。こんなに浴衣姿の方を見るのは、壮観ですね。

お近くにお住まいの2人のお仲間と無事会えました。

有松駅改札付近で外国の女性から「ビューティフル!!」のかけ声。・・・私じゃないですよね。浴衣ですよね。

みんなに「ミス有松」と呼ばれていたワンコ。ご主人のこだわりがすごいです。

町は有松絞のグッズや反物と有松絞の浴衣を着た人であふれかえっています。

ご一緒した方の知り合いだという方から沢山お声もかかりました。有名人なんだな~。着物友達が沢山いる人は羨ましい!

絞り職人さんともお話をしました。80代、90代の人が多く、その方々がいなくなったら、途絶える技術も沢山あるそうです。

以前より外国人観光客も沢山増えました。

アメリカから来たという母娘連れには、写真を撮って良いか?と聞かれました(一緒に、ではなく、着物を着ている私たちだけ、と言われたので、是非一緒に、と言って一緒に撮りました)。

外国人団体ツアーの通訳さんからも写真を撮って良いか?と聞かれ、良いですよ、と答えて有松絞の日傘を閉じようとすると、「あ、日傘もそのまま!」。ツアー客が一斉にスマホでパシャパシャ!写真のタイトルは、「有松絞・浴衣と日傘」ですね。決して「和服美人」ではないですね。

日傘が珍しかったのでしょうね。着物を着るときは、着物を汚さないよう、日焼け止めは塗らないのです。なので、日傘は日差しが強い季節の必須アイテム。

午後には大阪からいらした方々とお目にかかりました。東京からの方は、お目にかかれず残念!翌日に来られたそうです。

また来年も来たいな~、みんなと会いたいな~、新しい絞りの浴衣もう一枚買おうかな~、と思ってしまった私、すっかり有松の戦略にはまっておるのです。

© 小野田法律事務所